子供達が安心して遊べるために欠かせないのが『メンテナンス』です。SPI社では、遊具部材、屋内遊具システムなどの全箇所を安全管理する為に作成した「メンテナンス・チェックリスト」(下記よりダウンロード可能)を使って、定期的に行うことを管理者の皆様に推奨しております。

このようなメンテナンス・チェックは、子供達の安全を守る為だけでなく、遊具システムの構造的欠陥、破壊、落書き等、ゴミ廃棄の点検にもなり、結果的に遊具もより長くご利用いただけます。弊社正規代理店のオフィシャル・インストーラーが設置した場合は必要ありませんが、SPI社プレイコンポーネントを遊具システムの一部としてご使用になった場合など、ご使用前にこのメンテナンス・チェックを行って下さい。点検回数は、使用頻度によってお決め下さい。そうすることにより、整備上の問題点がわかる、改善措置に結びつきます。

遊器具のクリーニングは、「メンテナンス・チェック」と同時に全箇所でことをお勧めします。特に新しく設置された時は、遊具表面をきれいに拭き取って下さい。 プレイコンポーネントは、モルド成型で製造され、工場で製造後、製品のクリーニングを行っていますが、プラスチックの性質上、製造・加工、或いは設置の際にそのプラスチック遊具の原料であるプラスチック樹脂パウダーや埃が、遊具表面に付着することがあります。設置直後、服などにこの樹脂パウダーや埃で汚れることがありますので、これらを洗浄剤(クリーナー)できれいに取り除くようにして下さい。

SPI販売チームは、品質の高い商品供給をお約束するだけでなく、安全点検、メンテナンスなど、あらゆる局面で皆様のお手伝いをさせて頂いています。各地区のSPI社*オフィシャル・インストーラーおよびインスペクター(検査士)がおります。下記アドレスへメール頂くか、最寄りの正規販売代理店までお気軽にお問い合わせ下さい。


 
スチールパイプ構造の骨組みは、チューブ、キューブ等のコンポーント部材と留め金で固定することで形成されています。
ボルトとネジは、最初にしっかりと締め、絶対に緩まないようにして下さい。使用頻度が高い場合は緩む事も考えられますので、屋内・屋外遊具を問わず、ボルトとネジの点検は毎月行って下さい。
ウェッブストラップ(帯環)は、留め具によって吊下げられる構造をしています。また、ウェッブクロールも留め具やウェッブ自体が磨耗する可能性がありますので、毎週点検して兆候があれば、直ぐに交換、或いは最寄りのSPI社正規販売代理店までご相談下さい。

遊具の隙間にたまったゴミや埃は全て取り除き、床や壁に使用しているパッドも、他のビニール部材と同様に清潔にして下さい。パッドの隙間は、何か鋭利なモノが挟まっていないか毎日点検して下さい。パッドに裂け目が見付かった場合、すぐに修繕して下さい。
ビニールで覆われたフォーム材やマットは、使用頻度の高まりで擦り切れ、特に角の部分の磨耗が激しくなります。最近では、フォームやマットの素材が改善され、非常に優れていると言えますが、ビニールの柔軟性は内在するフォーム材の収縮によって生れる為、完全に予防するのは不可能です。毎日の点検でチェックして下さい。
クリーニングは、強い洗浄剤を使用した場合、縫合した部分に使用すると、縫製部分を傷付けることがありますので、洗浄剤を薄めて使用するか、使用する洗浄剤には十分に注意をして下さい。

ボールは毎週1回点検し、常に気をつけて下さい。表面を適切に点検することで、交換が必要な裂けやへこみを見つけることができます。(使用頻度によって、点検の回数は変更して下さい。)

1. ボールピットからボールを取り除き、ネットバックに入れる。
2. ボールの表面を殺菌消毒液を20倍に水で薄めた液で洗浄する。
3. 清潔な水で洗い、ボールピットへ戻す前に完全に乾燥させる。

*任意の方法:キャップ一杯のワックス液を洗浄する水に加えると表面に保護膜ができ、長持ちの効果があります。 

(注)お子様がボールをボールピット外に投げ滑り台下に転がったり、外に転がったボールは大変危険です。常に注意して下さい。

ボールピットも毎週1回点検して下さい。(使用頻度によって、点検回数は変更して下さい。)

1. ピットからボールを取りだし、全ての破片、ゴミ等を取り除く。   
2. 湿った布に洗浄剤をつけ、定期的にピット内を拭き、クリーニング中は必ずボールは取り除いて下さい。   

(注)
ボールピット内は遊具システムの中でも最も汚れやすい場所です。十分な注意が必要です。
 



オフィャル・インストーラーおよびインスペクター(検査士)
SPI認定オフィシャル・インストーラー(設置者)&インスペクター(検査士)は、本社でトレーニング、または公認インストラクターによる指導を受け、正式にSPI社
が認定した遊具設置者です。また、公認インスペクターは、以下の2団体(北米安全基準設置)が運営するトレーニングコースを終了した者、または販売する国、地域で運営されている安全検査士のライセンスを有している者に限ります。

CSA(Canada Standard Association/カナダ基準協会)
世界最大・民間・非営利の国際標準化・規格設定機関。工業規格のASTM規格を設定・発行している。1898年に鉄道産業の発展に伴い、レールを製造するための鋼の規格をCharles Benjamin Dudleyらが制定したのに始まる。主に工業材料規格と試験法規格からなっている。

ASTM (American Society for Testing and Materials/米国材料試験協会)
1919年に設立されたカナダにおける非営利の標準化団体です。規格開発の分野、製品認証の分野、受託検査の登録の分野、および規格やその他の情報を刊行する分野の指導的な機関であって、8,000人以上の会員によって構成され、カナダ、アメリカおよび世界各地に事業所やネットワークを持つ、独立した非営利目的の団体です。米国とカナダは、MRA(Mutual Recognition Agreement)を締結している為、相互認証が可能となっています。